ストラタシスが2019年度第二四半期決算を発表

アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、2019年度第二四半期決算を発表した。それによると、同期間中の売上は1億6320万ドル(約179億5200万円)で、前年同期の1億7020万ドル(約187億2200万ドル)から4.1%減少した。非GAAPベースの営業利益は910万ドル(約10億円)で、前年同期の1060万ドル(約11億6600万円)からわずかに減少した。

業績についてストラタシスのエラン・ジャグロムCEOは、堅調なビジネス環境によりアメリカ市場での売上は増加したものの、ヨーロッパ市場が落ち込んで売上と利益がオフセットされたとしている。一方で、今年第四四半期には複数の新製品をリリースするため、売上と利益の増加が見込めるとしている。

売上のカテゴリーでは3Dプリンターの売上が対前年比で6.81%マイナスとなり、全体の売上の足を引っ張る形となった。一方で、サービスの売上は1.91%増加したが、全体の売上はトータルで4.1%のマイナスとなった。

2019年度第二四半期決算の発表を受け、ストラタシスは通年の売上予想を6億7000万ドル(約737億円)から7億ドル(約770億円)の範囲に修正した。