ストラタシスが2019年度第一四半期決算を発表 https://www.advancedtek.com/series/stratasys/

アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、2019年度第一四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上は1億5530億ドル(約170億830億円)で、前年同期から1%増加した。GAAPベースの営業収支は330万ドル(約3億6300万円)の赤字で、前年同期よりも赤字額は減少した。また、GAAPベースの経常収支は230万ドル(約2億5300億円)の赤字だった。非GAAPベースの営業収支は680万ドル(約7億4800万円)の黒字だった。

同期間中に獲得したオペレーションキャッシュフローは460万ドル(約5億600万円)で、期末時点での同社が保有する現金または現金相当資産の合計は3億6780万ドル(約404億5800万円)となった。

売上の内訳は、3Dプリンター製品売上が1億510万ドル(約115億6100万円)で、サービス関連売上が5020億円(約55億2200万円)だった。

決算の発表を受け、ストラタシスのエラン・ジャグロムCEOは、「第一四半期にトップラインの結果を出せたことを嬉しく思います。特に北米市場における強いパフォーマンスを示せたことが大きいです。また、非GAAPベースでは利益を確保できました。今後もコスト管理を徹底し、株主価値を創造してゆきたいと思います」とコメントしている。

なお、ストラタシスのライバル企業のスリーディーシステムズも、アメリカ現地時間の5月7日に2019年度第一四半期決算の発表を予定している。