https://www.marubeni-sys.com/3dprinter/desktopmetal/
アメリカのメタル3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルが、新たに1億6千万ドル(約176億円)を調達した。これにより、同社が2015年の設立以来調達した資金の額は4億3,800万ドル(約482億円)となった。この額は、3Dプリンターメーカーが調達した額としては史上最大となる。
デスクトップメタルに新たに投資したのはベンチャーキャピタルのコーク・ディスラプティブ・テクノロジーズを筆頭とする投資シンジケート。コーク・ディスラプティブ・テクノロジーズの他、グーグル・ベンチャーズ、パナソニック、テクトロニック・インダストリーズも投資している。
デスクトップメタルへの投資について、コーク・ディスラプティブ・テクノロジーズのチェース・コーク社長は、「デスクトップメタルの3Dプリンティング技術は、メタル製品のプロトタイピングとマスプロダクションのいずれをも再定義し、コーク・インダストリーズのようなメーカーに革新的なイノベーションをもたらすでしょう。我々はデスクトップメタルへの投資家として非常に積極的であるのみならず、デスクトップメタルのユーザーとして、そしてパートナーとして非常に積極的なのです」とコメントしている。
デスクトップメタルは2015年設立、ローコストでハイパフォーマンスのデスクトップメタル3Dプリンター「デスクトップ・スタジオシステム」を開発している。「デスクトップ・スタジオシステム」は、独自開発したシングルパス・ジェッティング技術を基に開発され、競合製品の最大100倍のスピードで造形が可能としている。