https://www.voxeljet.com/
ドイツの工業用3Dプリンターメーカーのヴォクセルジェットが、2018年度第三四半期決算を発表した。それによると、同期間中の売上は712万ユーロ(約9億1,136万円)で、前年同期の738万ユーロ(約9億4,464万円)から3.6%減少した。
3Dプリンター本体の売上は370万ユーロ(約4億7,360万円)で、前年同期から9.8%減少した。オンデマンドプリンティングサービスを含むサービス部門売上は前年同期から4.4%増加し、340万ユーロ(約4億3,520万円)となった。
決算の発表についてヴォクセルジェットのインゴ・エデラーCEOは、「(3Dプリンターの)世界的なモメンタムについては自信を持っています。アメリカ市場は特によく、中国を含むアジア市場も成長しています。特にインドネシアには、過去最大規模の3Dプリンティングシステムを販売しました。2019年にかけて、新たにスポーティンググッズ、家庭用消費財、自動車用インテリアグッズなどの領域へ進出する予定です」とコメントしている。
第三四半期末時点の3Dプリンターの受注残は、第二四半期末時点から14%増加した。ヴォクセルジェットでは、受注残を消化する第四四半期に3Dプリンターのさらなる売上を計上できる見込みとしている。