http://www.softwaresamurai.org/2017/11/17/rip-techshop/
先日連邦破産法第7条を申し立て、経営破綻した会員制ファブラボチェーンのテックショップのセントルイス店の事業を、地元起業家が承継する事になった。
承継するのはガラス工房のサードディグリー・グラスファクトリーを経営するジム・マッケルヴィー氏。承継の具体的な方法については、破産管財人らと調整して決められるものと見られる。
マッケルヴィー氏はテックショップの第一号店であるシリコンバレー店の会員で、セントルイス店出店に関与した人物。テックショップ・セントルイス店はセントルイスのイノベーション地区に昨年オープンした。
テックショップ・セントルイス店はテックショップが破産を申し立てた時点で500人程度の会員を抱えており、突然の事業停止により影響を受ける会員が少なからず存在していた。マッケルヴィー氏はセントルイス市内に新たな別の拠点を設け、テックショップの事業と会員を承継する。
新拠点の名称などについては今のところ明らかになっていない。
テックショップは2006年設立。会員制ファブラボとしてシリコンバレー店、サンフランシスコ店、ニューヨーク店など、アメリカの主要都市に10店舗を運営していたが、先日11月15日に連邦破産法第7条を申し立て、経営破綻した。同日付でテックショップのすべての店舗は閉鎖された。