ミネアポリス地区裁判所がストラタシスに対する詐欺罪の訴えを却下 http://www.mnd.uscourts.gov/Courthouses/courthouse_minneapolis.shtml

アメリカ合衆国ミネアポリス地区裁判所が、3Dプリンター製造大手のストラタシスに対する詐欺罪の訴えを却下した。

訴えはストラタシスの株主が集団で起こしていたもので、ストラタシスのメーカーボットインダストリーズ買収に関する経緯を巡るもの。ストラタシスは2013年8月にデスクトップ3Dプリンターメーカーのメーカーボットインダストリーズを買収し、完全子会社としたが、同社買収前になされた株主への説明が実際と大きく違い、株主を欺いて損失を与えたとしていた。

メーカーボットインダストリーズは2014年に「第五世代」と呼ばれる新シリーズの3Dプリンターをリリースしたが、エクストルーダーがフィラメントの詰まりを起こしやすいなどのトラブルが続き、多数のユーザーからクレームを受けていた。第五世代シリーズはトラブルが続き、操作不能になるケースもあった。

第五世代シリーズの返品や返金などによりメーカーボットインダストリーズの収支は悪化し、親会社のストラタシスの株価を大きく下げる原因の一つとなった。

ストラタシスの株主は訴状の中で、ストラタシスは売上確保を急ぐあまり、第五世代シリーズの出荷を急ぎ過ぎたのではないかとも指摘していた。