https://www.ireviews.com/review/robo-r2-3d-printer
カリフォルニア州パロアルトに拠点を置くデスクトップ3Dプリンターメーカーのロボ3Dが、180万オーストラリアドル(約約1億5,070万円)を調達した。
資金は二口に分かれて提供された。ベンチャーキャピタルのGTTベンチャーズが80万オーストラリアドルを、アルビオンキャピタルパートナーズのトニー・グリスト氏が100万オーストラリアドルをトレードファイナンスで提供した。
ロボ3Dは昨年キックスターターでR23Dプリンター開発キャンペーンを立上げ、プレオーダーを受け付けていた。今回のファイナンスはそのプレオーダーに対応するもの。キックスターターキャンペーンでは総額で30万ドル(約3,450万円)の資金が集まった。
今回のファイナンスを受け、ロボ3Dでは台湾の製造受託企業フォックスコン・テクノロジー・グループ(鴻海科技集団)と共同で研究開発を強化するという。フォックスコンはロボ3DのR23Dプリンターの製造を受託している。
ロボ3Dは2012年にキックスターターのプロジェクトで資金調達に成功し、法人化された。2015年12月に12月にオーストラリアの資源開発企業ファルコン・ミネラルに買収され、2016年11月にオーストラリア証券取引所に上場している。