ストラタシスがFormnext 2021で新型3Dプリンター3シリーズを公開

アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、ドイツのフランクフルトで来月11月16日から19日の日程で開催される世界最大規模のアディティブ・マニュファクチャリング関連イベントのFormnext 2021で、新型3Dプリンター3シリーズを公開する。公開されるのはオリジン・ワン3Dプリンター、H3503Dプリンター、F770FDM3Dプリンターの3シリーズ。

オリジン・ワン3Dプリンターは、ストラタシスが買収したオリジンが開発したハイエンドDLP3Dプリンター。最高285℃の高耐熱性樹脂、衝撃性材料、エラストマーなどの幅広い素材が利用でき、最小積層ピッチ0.05mmで細微なパーツなどの製造が可能。管理ソフトはクラウドベースで提供される。

H3503Dプリンターは、SAFテクノロジーを採用した新方式の3Dプリンター。独自の温度管理で安定した造形を実現し、カバー、コネクタ、ヒンジ、ケーブル、ダクトなどの最終部品の生産に活用できるとしている。

F770FDM3Dプリンターは、最大372,000?の造形サイズを持つ大型3Dプリンター。ABSとASAのポリマー系素材が利用でき、低コストで大型モデルの製造が可能。また、溶解性サポート材に対応しているため、複雑な形状のモデルを造形してもサポート除去が簡単に行える。