ペンシルバニア州立大学がSPEE3DのライトSPEE3Dコールドスプレーメタル3Dプリンターを導入

ペンシルバニア州立大学が、オーストリアのSPEE3DのライトSPEE3Dコールドスプレーメタル3Dプリンターを導入した。導入したのはペンシルバニア州立大学先端研究所で、現存の各種のアディティブ・マニュファクチャリングシリーズに新たなユニットが加わった。

研究所のマテリアルサイエンス担当部長のティム・エデン教授は、「SPEE3Dとのコラボレーションにより、コールドスプレーメタル3Dプリンティングという新たなテクノロジーを活用することが可能になります。我々が現在関与しているアメリカ海軍や国防省とのプロジェクトなどにおいてすぐに活用可能です」とコメントしている。

SPEE3Dのコールドスプレーメタル3Dプリンティングテクノロジーは、従来型のSLS方式のメタル3Dプリンターの100倍から1000倍のスピードでメタル3Dプリンティングを可能にする画期的な技術。造形スピードとともに造形にかかるコストを大幅に削減できることから、特に防衛セクターなどにおいて注目されている。

SPEE3Dの3Dプリンターは、これまでにオーストラリア国防省のフィールドテスティングプロジェクトに採用され、主に戦場での活用方法などが検証されている。