3Dプラットフォームが大型3Dプリンター「ワークセンター500」をリリース

米イリノイ州ロスコウに拠点を置く3Dプリンターメーカーの3Dプラットフォームが、大型3Dプリンター「ワークセンター500」をリリースした。

「ワークセンター500」は1.4 m × 2.8 m × 700 mmの造形サイズを持つ大型FDM3Dプリンターで、FDM方式の3Dプリンターとしては世界最大クラスの造形サイズを持つとされる。ペレットか大型フィラメントを溶融して積層造形する。ペレットを使用できる3Dプリンターとしては同社初となる。

素材はPLAやABSなどの一般的なポリマー系素材に加え、高温エンジニアリングポリマー、カーボンファイバー配合ポリマー、グラスファイバー配合ポリマーなどが利用できる。造形スピードは、スループットで一時間あたり1キログラムから6.8キログラムとなっている。

「ワークセンター500」の価格は20万ドル(約2200万円)からで、カスタマイズの内容によって価格が決まる。エクストルーダーはフィラメント用、ペレット用、併用から選択できる。

3Dプラットフォームは2014年設立。設立以来工業用の大型3Dプリンターを製造している。直近の売上は年商980万ドル(約10億7800万円)、従業員数49名となっている。