https://www.bcn3dtechnologies.com/en/3d-printer/bcn3d-sigmax/
スペインの3DプリンターメーカーのBCN3Dテクノロジーズが、自社3Dプリンターのオープンソースファイルを公開し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。
オープンソースファイルが公開されたのはBCN3DテクノロジーズのBCN3Dシグマックス3Dプリンター。ファイルは3Dプリンター本体、エレクトロニクス、ファームウェア、ソフトウェア、プロセスエンジニアリングのカテゴリーで公開されている。いずれもGitHubで公開され、ライセンスはCERNオープン・ハードウェア・ライセンス(CERN OHL)と、ジェネラル・パブリック・ライセンスV3(GPLv3)に準拠しているという。
いずれのオープンソースファイルは完全に無償で提供され、GitHubにアクセスできれば誰でも自由にダウンロードできる。
レップラップベースの3Dプリンターの多くはオープンソースでファイルが共有され、開発そのものが協働されるケースが多い。多くのレップラップベースの3Dプリンターはジェネラル・パブリック・ライセンスに準拠して共有されているが、コマーシャルベースの3Dプリンターのオープンソースファイルがすべて公開されるのは珍しい。
オープンソースファイルを公開した理由について、BCN3Dテクノロジーズは「3Dプリンターコミュニティに恩返しするため」と説明している。