テキサス州ジョージタウンで3Dプリント住宅が急増

テキサス州ジョージタウンで3Dプリント住宅が急増していると現地のメディアが報じている。地元テレビ局KXANによると、テキサス州ジョージタウンでは建設3Dプリンティング企業のICONが100棟の3Dプリント住宅を建設中で、「3Dプリント住宅コミュニティ」が形成されつつあるという。ICONは、3ベッドルームと4ベッドルームの平屋建て3Dプリント住宅のフロアプランを8種類用意し、ファミリー層向けに提供しているという。

なお、3Dプリント住宅の建設にはICONが開発した建設3Dプリンター「Vulcan」が使われている。

ICONのマーケティング・コミュニケーション担当副社長のブルック・バーゲス氏は、「3Dプリント住宅は、すべて我々が開発した「Vulcan」3Dプリンターで建設しました。これまでに140棟を超える3Dプリント住宅を建設しています。3Dプリント住宅の良いところは、入居者が自由にフロアプランをデザインできることです。一度のシークエンスで3Dプリントできるからです」とコメントしている。

現地の不動産業者によると、ジョージタウンの類似住宅の平均価格は55万ドル(約8085万円)で、ICONの3Dプリント住宅は50万ドル(約7350万円)以下で販売されているという。