エイピス・コアがサンタバーバラ郡の建設3Dプリンティングプロジェクトを受注

3Dプリンティング建設企業のエイピス・コアが、カリフォルニア州サンタバーバラ郡の建設3Dプリンティングプロジェクトを受注したとして話題になっている。現地メディアの報道によると、エイピス・コアは広さ407平方フィート(約37.81平方メートル)の平屋建てのプロトタイプ住宅を建設している。住宅の建設にかかる時間は24時間で、建設コストは1万ドル(約130万円)程度だという。

エイピス・コアによると、プロジェクトには地元のカリフォルニア大学サンタバーバラ校環境科学管理学部が参加し、プロトタイプ住宅の環境への影響やライフサイクルなどを観察するという。

エイピス・コアは、昨年2022年1月にフロリダ州ヴィエラに3Dプリント住宅のショールームを開設し、3Dプリント住宅の販売を本格化させている。エイピス・コアは、今年2023年からフロリダ州で3Dプリント住宅の販売を開始するとしている。

サンタバーバラ郡は、ロサンゼルスの北西約85マイル(約120キロメートル)に位置するカリフォルニア州南部の郡。郡庁所在地であるサンタバーバラ市は、人口8万8665人を抱える風光明媚な景勝地。市内には多くのリゾートホテルや別荘が立ち並んでいる。