米テキサス州に拠点を置く建設3DプリンターメーカーのICONが建設した3Dプリント住宅がエアビーアンドビーに登録され、話題になっている。テキサス州オースティン郊外に建設された3Dプリント住宅は2ベッドルーム、1バスルームの大きさの平屋建て住宅。キッチンとリビングルームが付いていて、宿泊料金は一泊あたり16,047円。また、ユーザーレビューは、5点満点中4.96点となっている。
エアビーアンドビーのウェブサイトには、実際に宿泊した人のコメントが多数掲載されている。昨年2021年12月に宿泊した人は、「先日彼女と一緒に宿泊しましたが、信じられないほど素晴らしかったです。3Dプリント住宅というものに泊まったのは初めてでしたが、レイアウトとアメニティがとても充実していました。デザインはスタイリッシュで、とても快適に過ごせました。この3Dプリント住宅は絶対におすすめです」とコメントしている。
エアビーアンドビーには、これまでに複数の3Dプリント住宅が登録されている。本記事執筆時点では、テキサス州オースティンの他にカリフォルニア州サンディエゴ、カナダ・バンクーバーの3Dプリント住宅が登録されている。
3Dプリント住宅についてICONは、「3Dプリンティング技術は、従来の住宅よりも安全でより復元力のある住宅を生み出します。従来の住宅よりも火事、洪水、台風といった自然災害に強い構造になっています」と説明している。