3Dプリンティング建設企業のエイピス・コアが、米フロリダ州ヴィエラに3Dプリント住宅のショールームを開設した。同社の建設3Dプリンター「フランク」を使って建設したもので、すでに購入希望者の訪問を受付ている。
エイピス・コアの販売担当責任者のジェニファー・マッキンニー氏は、「3Dプリント住宅は、一般的なコンクリート製マンション住宅と同じような作りになっています。ショールームにお越しいただき、実際の壁の質感や形状などを直接ご覧になっていただければと思います。3Dプリント住宅は耐久性に優れ、建設廃材などを削減できるエコフレンドリーな住宅です」とコメントしている。
エイピス・コアは、来年2023年度から米フロリダ州でで3Dプリント住宅の建設を開始するとしている。
3Dプリント住宅のショールーム開設と併せて、エイピス・コアは米証券取引委員会(SEC)からレギュレーションA+認証を取得している。レギュレーションA+の認証取得により、エイピス・コアはクラウドファンディングによる資金調達が可能となった。レギュレーションA+では、12カ月間で最大7500万ドル(約86億2500万円)の投資を受けることが可能となる。