マイティ・ビルディングスがメキシコ・モンテレイに新工場を建設

米カリフォルニア州オークランドに拠点を置く3Dプリント住宅メーカーのマイティ・ビルディングズが、メキシコのモンテレイに新工場を建設した。新工場では、一日に1-2軒のペースでプレハブ住宅の建設を行う。住宅は、マイティ・ビルディングズが現在進めているカリフォルニア州ホットスプリングスでの3Dプリント住宅コミュニティへ移送される。

マイティ・ビルディングズのスコット・ゲビックCEOは、「メキシコ・モンテレイの新工場の完成により、マイティ・ビルディングズは成長を加速させ、サステナブルなゼロ・ネット・エナジー3Dプリント住宅の建設が可能になりました。スケーラブルなオペレーションを展開することで住宅建設の未来を変え、災害に強い住宅を必用とする人々に住宅を供給することができます。さらに、我々のパートナーのニーズにも柔軟に対応できます」とコメントしている。

モンテレイ工場は、アメリカ・テキサス州ロレドから車で3時間の場所に位置しており、カリフォルニア州ホットスプリングスへも車で20時間で到着できる。

マイティ・ビルディングズは、独自開発したロボットアーム型建設3Dプリンターを使い、プレハブ住宅を製造している。マイティ・ビルディングズは、建設3Dプリンターを使うことで建設コストを従来型の手法より最大で70%削減できるとしている。