米マサチューセッツ州に拠点を置くマイクロ3Dプリンターメーカーのボストン・マイクロ・ファブリケーション(BMF)が、米カリフォルニア州サンディエゴに研究開発センターを開設した。センターではマイクロ3Dプリンターの研究開発に加え、マイクロ3Dプリンターを使った新事業や製品開発などが行われるとしている。
ボストン・マイクロ・ファブリケーションのジョン・カウォラCEOは、「我々の製品を市場に投入してから数年が経過しましたが、我々のプラットフォームを利用することでさらにユニークになるエンド・プロダクトが数多く存在していることがわかりました。我々は研究者、プロダクトデザイナー、そして他のコラボレーションパートナーと共に様々な新製品のアイデアを生み出しています。直近では新たな資金調達も行い、我々のプラットフォームの開発を続けています。調達した資金は、主にエンドユーズパーツの開発と事業化などに投じる予定です」とコメントしている。
ボストン・マイクロ・ファブリケーションは、今年2022年7月にシリーズC投資で中国資本の深センキャピタルグループを筆頭とする投資シンジケートから4300万ドル(約62億3500万円)の資金を調達している。