Velo3Dがドイツのアウグスバーグにテクニカルセンターを開設

カリフォルニア州キャンプベルに拠点を置く大型メタル3DプリンターメーカーのVelo3Dが、ドイツのアウグスバーグにテクニカルセンターを開設した。センターではVelo3Dのサファイア3Dプリンティングシステムのアセンブリが行われるほか、各種のデモンストレーションなどが行われる。

センターは110平方メートルの大きさで、ドイツ・アウグスバーグのアウグスバーグ・イノベーションパーク内に存在する。メインホールを中心に、ラボエリア、オフィスエリア、カンファレンスルームなどで構成されている。

Velo3Dのベニー・ビュラー創業者兼CEOは、「ヨーロッパはVelo3Dのさらなる成長のためのキーマーケットです。テクニカルセンターの開設により、我が社のアディティブ・マニュファクチャリング・ソルーションをヨーロッパにお届けできることに興奮しています。また、センターにお越しいただいて、我々のソルーションを直接ご自分の目で確かめていただくことが可能です」とコメントしている。

Velo3Dのアディティブ・マニュファクチャリング・テクノロジーは、主に航空宇宙などの産業セクターで広く使われている。同社の顧客にはスペースX、ハネウェル、ブーム・スーパーソニック、クロマロイ、ラム・リサーチなどが含まれている。