E3Dが高温溶融水冷エクストルーダーをリリース https://www.filastruder.com/products/e3d-titan-aqua

イギリスのエクストルーダーメーカーのE3Dが、高温溶融水冷エクストルーダーをリリースした。

E3Dが開発した「タイタン・アクア」は水冷式のエクストルーダーで、ABS、ASA、PEEKなどの高機能フィラメントが利用可能。一般的なFDM方式の3DプリンターではABS、PLAなどのプラスチック系フィラメントを利用するが、PEEKなどのエンジニアリングプラスチック系フィラメントやナイロンフィラメントは利用出来ない。

「タイタン・アクア」はアドオン式のエクストルーダーで、E3Dの人気シリーズ「タイタン・エアロ」をベースにしている。販売価格は144ポンド(約20,160円)。

現在、世界的に3Dプリンターの普及が進んでいるが、多くの3DプリンターがFDM方式と呼ばれるタイプ。「タイタン・アクア」のような高温溶融エクストルーダーがリリースされた事により、高機能フィラメントの利用が広がる事が期待されている。

E3Dは2012年設立。英国オックスフォードに拠点を置き、設立当初より3Dプリンター用ノズル、ホットエンド、エクストルーダーなどのパーツや、3Dプリンター用フィラメントなどを製造してきている。同社の製品は世界中の3Dプリンターユーザーから高い支持を集めている。