http://www.zdnet.com/article/siemens-hp-roll-out-3d-printing-integration-partnership/
HPとシーメンスが、HPのマルチジェット・フュージョン3Dプリンター用アディティブ・マニュファクチャリング・ソフトウェアをリリースする。
シーメンスNX AM フォーHPマルチジェット・フュージョンと名付けられたソフトウェアは、シーメンスの既存のエンドトゥエンドソフトウエアのエクステンションモジュールとして開発された。
ソフトウェアは3Dモデルのデザイン、最適化、シミュレーション、プリントジョブ準備、インスペクションなどの機能を提供する。データのコンバージョンやサードパーティのミドルウェアなどを使う必要はないという。
両社はまた、HPのマルチジェット・フュージョン技術の活用を広げるため、引き続き提携を続けるとしている。
HPは先日コンサルティングファームのデロイトとの業務提携も発表している。マルチジェット・フュージョン技術の普及に向け、同社は今後も他業種のビジネスパートナーとのコラボレーションを強化してゆくものと見られる。
HPは、昨年5月よりインクジェット技術をベースにしたマルチジェット・フュージョン3Dプリンターの販売を開始している。同社によると、マルチジェット・フュージョン3Dプリンターは競合機種よりも10倍速く、かつ半分のコストでプリント出来るとしている。