https://www.desktopmetal.com/products/studio/
米マサチューセッツ州バーリントンに拠点を置くスタートアップ企業のデスクトップ・メタルが、高性能・高速メタル3Dプリンター二機種をリリースする。
リリースされるのはデスクトップ・メタル・スタジオとデスクトップ・メタル・プロダクションシステム。デスクトップ・メタル・スタジオはラピッド・プロトタイプ用メタル3Dプリンターで、独自開発したバウンド・メタル・デポジション方式を採用し、複雑な形状の試作品の造形が可能。価格は49,900ドル(約548万円)。
バウンド・メタル・デポジション方式は一般的なハイエンドメタル3Dプリンターが採用しているSLS方式とは違い、FDM方式のような仕組みで造形する。
デスクトップ・メタル・プロダクションシステムはバウンド・メタル・デポジション方式ではなく、シングル・パス・ジェッティング方式を採用、一般的なSLS方式のメタル3Dプリンターの約100倍のスピードで造形する事が可能という。
デスクトップ・メタルはマサチューセッツ工科大学の関係者らが2015年に設立した。同社へはグーグル、GE、BMW、ストラタシスなどが総額9,700万ドル(約106億円)もの資金を投資している。