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エストニアの3Dスキャニングポッドメーカーのウルフプリント3Dが50万ドル(約6千万円)の資金調達に成功した。
資金はシード投資専門クラウドファンディングサイトのシードインベストで調達した。
ウルフプリント3Dは2014年設立。同社は卵型スキャニングポッド「ルナ3D」を開発し、これまでに5,000人以上の人の顔をスキャンしてきている。ルナ3Dは6台の高画質カメラを搭載し、人の顔を多面的に撮影して3Dモデル化する。
3Dモデル化された人の顔のデータは3Dプリンターで出力したり、バーチャルリアリティゲームのアバターとして利用する事が出来る。スキャニングから3Dモデルの作成までわずか90秒しかかからないという。
ルナ3Dの価格は設置費用を含めて1台8千ドル(約96万円)。同社はこれまでに3台のルナ3Dを販売し、アメリカを含めた世界各地で新規受注しているという。
ウルフプリント3Dは、3Dスキャニングとバーチャルリアリティ関連市場は2020年までに1200億ドル(約14兆円)規模に成長するとしている。