カナダ政府が3Dスキャナー開発ベンチャー企業に85万ドルを投資

カナダ政府が3Dスキャナー開発ベンチャー企業のマターアンドフォームに85万ドル(カナダドル、以下同じ)(約8千万円)を投資する。

投資はオンタリオ州南部連邦経済開発省が行い、マターアンドフォームは資金を研究開発などに使うという。

マターアンドフォームは2013年設立。創業メンバーはトロントのデザイナーやプログラマーのグループで、安価で高性能の3Dスキャナーを求めていたところ適当な製品がなく、自ら開発する事を決めたという。

3Dスキャナーの開発資金はクラウドファンディングサイトのインディーゴーゴーで募集され、調達目標金額の582%となる50万ドル(約4,750万円)もの資金が集まった。

同社が開発中の新製品はBevelと名付けられ、スマートフォンのヘッドフォンジャックにアタッチして使う仕組み。昨年夏にキックスターターで資金を集めたところ、30万ドル(約2,850万円)の資金が集まった。

Bevelの価格は79ドル(約7,500円)。現在のところ今年夏からの出荷が予定されている。