IDCが2018年の3Dプリンター市場が120憶ドル規模に拡大と予想 https://blog.fortinet.com/2017/03/15/fortimail-named-idc-email-security-leaders

アメリカの市場調査会社のIDCが、2018年の全世界の3Dプリンター市場が120憶ドル(約1兆3,5600憶円)規模に拡大すると予想するレポートを発表した。

IDCが毎年発表している「ワールドワイド・半年次3Dプリンティング支出ガイド」によると、今年の3Dプリンター市場は2017年から19.9%成長し、120憶ドルに拡大するとしている。また、市場拡大は今後も続き、2021年まで年率20.5%の成長率で成長し、200憶ドル(約2兆2,600億円)規模に到達するとしている。

市場拡大を牽引するのは3Dプリンター本体と3Dプリンター用素材で、2021年までにそれぞれ69憶ドル(約7,800憶円)、67憶ドル(約7,571憶円)規模に拡大するとしている。

オンデマンドプリンティングなどの3Dプリンティングサービスも拡大し、2021年までに55憶ドル(約6,215憶円)規模に到達するとしている。一方、3Dプリンター用ソフトウェアは 他セクターよりも低い年率18.6%の成長率で成長するとしている。

3Dプリンターのユーザーでは産業ユーザーが全体の大半を占め、特に自動車、航空宇宙などの産業ユーザーが成長を牽引するとしている。