スカルプティオが2017年度版「ステート・オブ・3Dプリンティング」レポートを発行 https://www.sculpteo.com/blog/2017/05/24/the-state-of-3d-printing-2017-is-out-discover-our-last-report/

フランンスのサービスビューロー大手のスカルプティオが、2017年度版「ステート・オブ・3Dプリンティング」レポートを発行した。

2015年から発行されて三度目となる年次レポートは、全世界の1,000のスカルプティオのユーザーを対象した調査からまとめられた。

ユーザーが属する産業では、コンスーマーグッズと工業製品が揃って17%で一位だった。以下、ハイテク(13%)、サービス(9%)、電子・電気(7%)、ヘルスケア(7%)、高等教育(6%)、メカニック・メタル(5%)、自動車(5%)、航空宇宙(4%)と続いた。

ユーザーの職種ではエンジニアが29%と最大で、CEO(28%)、フリーランサー(10%)、デザイナー(7%)だった。

3Dプリンティングにおける優先度では、「製品開発を加速すること」が28%と最大で、「カスタマイズ製品の供給」(16%)、「製造フレキシビリティの拡張」(13%)、「3Dプリンターの購入」(9%)、「共同開発の導入」(9%)「機器への投資負担の削減」(9%)等と続いた。

3Dプリンティングの用途は試作品製造が34%と最大で、製品コンセプト確認(23%)、完成品製造(22%)、マーケティングサンプル製造(10%)、アート(8%)、教育(7%)等と続いた。

2017年度版「ステート・オブ・3Dプリンティング」レポートはスカルプティオの申し込み専用フォームから入手可能。32ページのPDFファイルで提供されている。