Revoフーズが世界初の3Dプリント・黒タラの販売を開始

オーストリアのフードテックスタートアップ企業のREVOフーズが、世界初の3Dプリント・黒タラの販売を開始したとして話題となっている。「エル・ブランコ」(El Blanco)と名付けられた3Dプリント・黒タラはマイコプロテイン、発酵プロテイン、マイクロアルゲイオイルなどを原料に3Dプリンターで製造されたもので、一切れずつのフィレの状態で提供されている。

「エル・ブランコ」は、Revoフーズのオンラインストアに加えて、オーストリア国内の主要スーパーマーケットの店頭でも購入できる。

Revoは自身のLinkedInのアカウントで、「他の製造メソッドと比較して、我々の製品は多くの加工プロセスを必要としません。マイコプロテインをミキサーに入れて、3Dプリンターでシンプルに出力するだけです。低温と低圧力で調理位しているため栄養の保存状態も良好です」とコメントしている。

REVOフーズはオーストラリアのウィーンに拠点を置き、独自開発したフード3Dプリンターでプラントベースドのサーモン、ツナ、タコなどを製造している。Revoフーズは昨年2024年3月にも、世界初の3Dプリンター・タコの販売を開始し、話題を集めた。