ニューヨーク市在住の男が3Dプリント銃製造の疑いで逮捕

ニューヨーク市在住の男が3Dプリント銃製造の疑いで逮捕された。現地メディアのニューヨークポストの報道によると、逮捕されたのはニューヨーク市在住のロベルト・グエレーロ29歳。マンハッタン地方検察によると、グエレーロは自宅のアパート内で3Dプリンターを使ってゴーストガンを製造し、オンラインで販売していたという。

ニューヨーク市警察は現地時間の2024年5月20日午前6時にグエレーロの自宅へ突入し、製造中のゴーストガン複数丁と弾薬複数、ゴーストガン梱包用の段ボール箱、広告宣伝用のオンライン動画などをそろって押収した。

マンハッタン地方検察のアルヴィン・ブラッグ検察官は、「ロベルト・グエレーロは、3Dプリント銃を製造して保管することにより彼自身の息子を含むニューヨーク市民の安全を脅かしました。押収された3Dプリント銃のいくつかは完全に稼働可能な状態でした」と状況を説明している。

なおグエレーロは、自作した3Dプリント銃をニューヨークの有名な観光スポットでもあるセントラルパークで試射していたという。ニューヨーク市警察によると、グエレーロは2023年9月ころより3Dプリント銃の製造を開始し、オンライン小売店を通じて販売していた。