AREVOがスコッツマンの電気スクーターのボディを製造

カリフォルニア州サンタクララに拠点を置く3Dプリンティング企業のAREVOが、スコッツマンの電気スクーターのボディを製造して話題になっている。

AREVOが製造しているのは、スコッツマンブランドの3シリーズ。500シリーズはシリーズ最小で、最高速度時速19マイル(約30.4キロメートル)で、300ポンド(約136㎏)まで積載可能。1000シリーズは中型で、最高速度時速31マイル(約49.6キロメートル)で、350ポンド(約158.7kg)まで積載可能。2000シリーズはシリーズ最大で、最高速度時速45マイル(約72キロメートル)で、350ポンド(約158.7kg)まで積載可能。

いずれも一度の充電で70マイル(約112キロメートル)の走行が可能。価格は2999ドル(約32万9890円)から4999ドル(約54万9890万円)までとなっている。いずれのシリーズも、クラウドファンディングサイトのインディゴーゴーで販売されている。

AREVOによると、スクーターのボディは継ぎ目なしのユニボディで製造されるため、一般的なスクーターよりも強い強度が得られるとしている。

AREVOは2013年設立。シリコンバレー発の本格的3Dプリンティング・スタートアップ企業として創業当初よりベンチャーキャピタルなどの注目を集めている。同社には日本のAGCも出資している。