ニューヨークに拠点を置くスポーツブランドのガードラブが、スポーツ用品製造のバウアー・ホッケーと共同でパーソナライズド3Dプリントマウスガードの提供を開始する。まずはホッケー選手を対象に選手一人ひとりにパーソナライズしたマウスガードを供給する。
購入希望者は、アメリカとカナダ国内の指定販売店で3Dスキャンを受ける。3Dスキャンされたデータはサイズや形状に合わせて最適化され、3Dプリンターでマウスガードが製造される。色を指定したり、チームのロゴを印刷することも可能。製造はガードラブが行い、バウアーのブランドで販売される。
バウアー・ホッケーのエド・キナリーCEOは、「この新しいマウスガードを店頭に並べ、ガードラブの3Dデジタルスキャニング技術を活用して我々の顧客とチームにカスタムフィットするマウスガードを提供できることに興奮しています。我々は、すべてのアスリートが、特にホッケー選手が、ルールで定められていなくても、常にマウスガードを着用すべきだと考えています」とコメントしている。
ガードラブは2013年設立。独自開発した3Dスキャニング技術をもとに、SLA3Dプリンターでマウスガードを製造している。同社はこれまでに、アメリカの格闘技団体UFCにもパーソナライズドマウスガードを供給してきている。