プロトラブズがメタル3Dプリンティングサービスを開始

アメリカの試作品・カスタムパーツ製造サービスビューローのプロトラブズが、メタル3Dプリンティングサービスを開始した。GEアディティブ傘下のコンセプトレーザーのハイエンドメタル3Dプリンターを使い、エンドパーツなどの製造を行う。

サービスの開始について、プロトラブズのグレッグ・トンプソン・3Dプリンティング担当グローバル・プロダクトマネージャーは、「(メタル3Dプリンティングサービスの開始により)企業のデザイナーやエンジニアが、より優れたパフォーマンスを発揮できるデザインをすることを可能にさせます。またコストを削減し、サプライチェーンをより強固にし、製造にかかるスピードをかつてないほど高速にします」とコメントしている。

プロトラブズはGEアディティブのマニュファクチャリング・パートナー・ネットワークの立上げメンバーの一社で、これまでにコンセプトレーザーのMlabシリーズなどのメタル3Dプリンターを25台導入している。

同社はまた、メタル3Dプリンター以外にも、ポリマーを素材にした3Dプリンティングサービスも提供している。3Dプリンティングサービスに加え、CNCマシニング事業や射出成型事業も展開している。

プロトラブズは1999年設立。ミネソタ州メープルプレーンズに拠点を置くサービスビューロー。アメリカをはじめイギリス、ドイツ、日本でも事業を展開している。同社はニューヨーク株式市場に上場している。