https://3dprintingindustry.com/news/sculpteo-and-netlooks-put-custom-eyewear-to-the-test-with-3d-printing-153735/
サービスビューロー大手のスカルプティオが、フランスの手作り眼鏡工房のネットルックスと共同でカスタム眼鏡フレームの製造を開始する。実際の眼鏡フレームを製造する前に「テストフレーム」を3Dプリンターで製造し、ユーザーにフィットすることを確認してから製造するとしている。
スカルプティオの共同創業者でCEOのクレメント・モロー氏は、「眼鏡をお使いの方の多くは、眼鏡が自分に上手くフィットしていないというお悩みを抱えています。3Dプリンティング技術を活用してテストフレームを製造し、実際のフレームを作る前に細かい調整などをしていただけるようになります。ジュエリー業界で、実際の指輪を製造する前にワックスを製造してユーザーに試してもらうのとまったく同じことです」とコメントしている。
ネットルックスはフランスのナンシーに拠点を置くスタートアップ企業。フランス、ベルギー、カナダにコンセプトストアを有し、ユーザーにフィットするカスタマイズド眼鏡フレームの製造を行っている。
眼鏡の製造に3Dプリンティング技術を活用する機運は世界的に高まっている。眼鏡フレームの製造に加え、メガネ用レンズを3Dプリンターで製造するケースも出始めている。香港に拠点を置くスタートアップ企業のアイDNAも、カスタマイズド眼鏡を製造するキオスクを開発し、サービスを開始している。