NASAが小惑星ベンヌの3Dプリント用3Dモデルを公開 http://www.3ders.org/articles/20190204-you-can-3d-print-your-own-model-of-asteroid-bennu-now-thanks-to-nasa.html

NASAが小惑星ベンヌの3Dプリント用3Dモデルを公開し、話題になっている。

ベンツは平均直径560メートルの小惑星で、1999年にリンカーン地球近傍症小惑星探査プロジェクトで発見された。地球と火星の間に位置し、エジプト神話に登場する不死鳥にちなんでベンヌ(Bennu)と命名された。

ベンヌには現在、NASAAが2016年9月に打ち上げた宇宙探査機オシリス・レックス(OSIRIS REx)が到達し、各種の探査を行っている。オシリス・レックスは、2020年にベンヌの表面から土壌サンプルを採取し、2023年に地球に持ち帰るサンプルリターンミッションを行う予定。NASAの計画では、オシリス・レックスはベンヌの地表から2キロ程度の土壌サンプルを取得することを目指しているという。

今回公開された3Dモデルは、オシリス・レックスがベンヌに接近していた昨年11月に撮影した写真データを基にしている。なお、3DモデルはOBJ形式とSTL形式で提供されている。いずれのファイルもオシリス・レックスの公式ホームページにてダウンロードできる。またオシリス・レックスの公式ホームページでは、2013年に作成されたレーダー観測版3Dモデルも公開されている。