https://thevintagent.com/2018/11/21/the-current-bigrep-3d-prints-nera-e-moto/
ドイツの3Dプリンターメーカーのビッグレップの関連会社が、3Dプリンターで電気モーターバイクを製造して話題になっている。
NERAと名付けられたモーターバイクを製造したのはビッグレップ傘下のNOWLAB社。15点のパーツで構成され、すべてビッグレップの大型3Dプリンターで製造された。
モーターバイクの大きさは190 x 90 x 55 cmで、ProHT、ProFLEX、PETH、PLAなどが素材として使われた。ノズルのサイズは0.6-1mmだったという。
NOWLABの共同創業者でマネージングディレクターのダニエル・ビューニング氏は、「NERAはNOWLABが開発したいくつものイノベーションで構成されています。エアレスタイア、ファンクショナル・インテグレーション、埋め込みセンサーといったものです。このバイクは、我々が開発中の他のいくつかのプロトタイプとともに、エンジニアリングの想像力の限界を押し上げ、アディティブ・マニュファクチャリング技術を再構築するものです」とコメントしている。
自動車などの製造に3Dプリンターを活用する機運は世界的に高まっているが、3Dプリンターでモーターバイクを製造したのは今回のビッグレップのケースが世界初と見られる。
なお、ビッグレップはNERAを商業販売する予定はないとしている。