https://www.washingtonpost.com/business/technology/texan-says-hes-selling-3d-printed-gun-plans-after-ruling/2018/08/28/32af47c2-ab29-11e8-9a7d-cd30504ff902_story.html?noredirect=on&utm_term=.19b812a48715
世界初の3Dプリント銃「リベレーター(解放者)」を開発したアメリカのコーディー・ウィルソン氏が、自身のウェブサイトで3Dプリント銃の3Dモデルの販売を開始すると発表した。
現地時間の先週火曜日に同氏が明らかにしたところによると、同氏はすでに400件の事前注文を受けているという。価格は最低1セントの任意で、アメリカに居住する人であれば誰でも購入できるとしている。
ウィルソン氏は3Dプリント銃の3Dモデルの公開をめぐり、長らく米国国務省と対立してきた。同氏と国務省とはこれまでに和解し、同氏は8月から3Dモデルの公開を再開していた。ところが、これまでにワシントン州などの全米19の州で3Dモデルの公開を禁止する命令が出されている。
ほとんどの禁止命令は、ウィルソン氏に3Dモデルの「インターネットでの公開」を禁じるものだが、ウィルソン氏はインターネットに3Dモデルを「アップロード」せず、メールや郵送などの方法で3Dモデルを購入者に送付するとしている。
今回のウィルソン氏の行動が禁止命令に違反するかについては、専門家の間でも意見が分かれている。一方で、ウィルソン氏は今後予想される同氏への提訴に備え、賛同者から支援金を募る活動を開始するとしている。