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ロンドンカレッジ大学の研究チームが、3Dプリンター搭載ロボットで道路補修を行うことを計画している。
ロンドンカレッジ大学のマーク・ミオドウニク教授率いる研究チームは、自動運転型ロボットに3Dプリンターを搭載し、ドローンと連動して自動的に道路補修を行うプロジェクトを提案している。同教授によると、道路補修を夜間に行う事で補修作業をスピーディーに、効率的に行う事が可能になるとしている。具体的には、夜間に監視用ドローンを飛行させて補修箇所を探索、補修箇所が見つかると自動運転型ロボットに場所を通知し、ロボットが3Dプリンターで補修する。
教授はまた、補修作業で使われるテクノロジーは道路以外の場所でも活用できるとし、例えば、建設業におけるビルなどの建設現場でも利用できるとしている。
「我々の目標は、我々のロボットが精密な補修工事を行い、街の必要な個所で必要な補修作業を提供することです」と教授はコメントしている。
建設3Dプリンターは現在、アメリカ、中国、UAE、ロシア、イタリア、オランダなどの各国で導入が進んでいる。建設プリンターと自動運転型ロボットを組み合わせて活用するケースは珍しく、仮に実現した場合、世界初となると見られる。