https://www.chanel.com/en_SG/fragrance-beauty/makeup/p/eyes/mascara/inimitable-waterproof-volume---length---curl---separation-p192400.html#skuid-0192410
フランスの名門ブランドのシャネルが、3Dプリンターでマスカラブラシの製造を開始する。フランスの3Dプリンティング企業Erpro3Dプリンティングと共同で、最大100万セットのマスカラブラシを製造するという。
シャネルによると、同社は新製品「レボリューション・マスカラブラシ」の試作品製造に3Dプリンターを活用し、100以上の試作品を製造したという。
マスカラブラシの完成品の製造はErpro3Dプリンティングが行う。Erpro3Dプリンティングでは六台の3Dプリンターを使い、一日5万セットのマスカラブラシを製造するという。Erpro3Dプリンティングでの製造キャパシティは最大月間100万セットに及ぶという。なお、シャネルではマスカラブラシの製造を年内にも開始するとしている。
ファッション・ビューティーの領域でも3Dプリンター導入の機運が高まっているが、今回のケースのように、ビューティー製品の製造に3Dプリンターが本格的に活用されるのは非常に珍しい。特に工業用3Dプリンターの性能向上が進み、使える素材の幅が広がった事により、今後も同様のケースが出てくる可能性があると、ある業界関係者はコメントしている。