北欧の物流企業がソニーのXperiaユーザー向け3Dプリントサービスを開始

スウェーデンに拠点を置く北欧の物流企業ポストノードが、ソニーのXperiaユーザー向けの3Dプリントサービスを開始する。

ソニーのスマートフォンXperiaシリーズの中には独自の3Dスキャニングソフト「3Dクリエーター・モバイルアプリ」が搭載されていて、写真撮影をするように簡単に3Dスキャニングをすることができる。3Dファイルを出力できる3Dスキャニングアプリを搭載しているスマートフォンは、現時点ではXperiaシリーズのみとなる。

Xperiaユーザーから3Dファイルが送られると、ポストノードはストラタシスのJ750フルカラー3Dプリンターで3Dプリントし、ユーザーへ送付する。現時点では、サービスの対象地域はポストノードの物流網が及ぶスウェーデン、ノルウェー、デンマークのみとなっている。

3Dモデルを3Dプリンターで出力するサービスビューローは世界中に多数存在しているが、スマートフォンで3Dスキャンされた3Dモデルを出力するサービスビューローは珍しい。3Dプリンターに詳しいある業界関係者は、スマートフォンユーザーを対象とした同様のサービスが、今後世界的に増えてくる可能性があるとコメントしている。