ミニがカスタマイズパーツの3Dプリンティングサービスを開始 http://www.carscoops.com/2017/12/mini-yours-customized-service-will.html

BMWの自動車ブランドのミニが、カスタマイズパーツの3Dプリンティングサービスを開始した。

ミニ・ユアーズ・カスタマイズドと名付けられたサービスはミニの自動車の購入者用で、インテリア・エクステリアパーツを3Dプリンターで製造するもの。利用者は自分の名前をプリントしたり、好きなデザインのパーツをカスタマイズする事が可能。製造はドイツ国内にあるミニの工場で行われる。

サービスの利用者は新たに開設されたオンラインショップで申し込む。オンラインショップでパーツを選択し、色やタイプなどを指定してカスタマイズする。注文から数週間で利用者の指定した住所へ送付される。

ミニではユーザー同士をつなぐコミュニティも形成する予定で、ソーシャルメディアなどを使って3Dモデルの共有などができるようにするとしている。

BMWは最近3Dプリンティングの領域でのコミットメントを広げている。アメリカの3Dプリンターメーカーのカーボンやドイツのメタル3Dプリンターメーカーのカーボンにも出資、両社の大口製品ユーザーにもなっている。

ミニはイギリスの自動車メーカーのローバーの系列会社だったが、経営不振により1994年にBMWへ売却された。ミニの自動車本体の多くは、オックスフォード近郊にあるローバーの工場で生産されている。