サービスビューローのフォーキャスト3Dが12台のHPマルチジェット・フュージョン3Dプリンターを購入 http://www.fabbaloo.com/blog/2017/7/26/forecast-3d-to-3d-print-up-to-600000-parts-weekly-with-hp-equipment

カリフォルニア州カールスバッドに拠点を置くサービスビューローのフォーキャスト3Dが、12台のHPマルチジェット・フュージョン3Dプリンターを購入し、話題になっている。

HPマルチジェット・フュージョン3Dプリンターはスカルプティオなどのサービスビューローが中心となって購入し始めているが、12台もの台数が一挙に販売されるのは初めてのケースと見られる。

1994年の設立以来、フォーキャスト3Dは航空宇宙、自動車、医療の領域をメインに部品製造などの業務を行ってきた。HPマルチジェット・フュージョン3Dプリンター導入前は、8台のSLA3Dプリンターを使って製造してきた。

HPマルチジェット・フュージョン3Dプリンターの導入により、より精密な造形を高速で行う事が可能になった。同社の製造能力は1週間あたり最大60万点の完成品部品の製造が可能なレベルという。

フォーキャスト3Dは産業用サービスビューローとして着実に売上を伸ばしてきている。同社の直近の売上は1400万ドル(約15億4000万円)に達したが、HPマルチジェット・フュージョン3Dプリンターの導入が、同社に更なる売上をもたらすと関係者は期待している。