中央ミシガン大学がイノベーションセンターをアップグレード

アメリカの中央ミシガン大学が、キャンパス内のイノベーションセンターをアップグレードして話題になっている。中央ミシガン大学がアップグレードしたのは10年以上前に開設した「メーカーボット・イノベーションセンター」。同センターは開設当初中央アメリカ地区における最初のアディティブ・マニュファクチャリング研究センターとして話題を集めた。

アップグレードされたイノベーションセンターには15台のFDM3Dプリンター用などが設置され、アディティブ・マニュファクチャリング関連の各種の研究プロジェクトなどが行われる。

センターの責任者のスコット・デ・ブレスチャン助教授は、「スピードと造形品質は、以前の3Dプリンターよりも飛躍的に向上しました。学生たちが抱くアイデアや世界を実現するための大きなツールになることは間違いないでしょう」とコメントしている。

センターのアップグレードに伴い、センターの名称も「メーカーボット・イノベーションセンター」から「アートアンドデザイン3Dプリンティング・テクノロジーセンター」へ変更された。

中央ミシガン大学(Central Michigan University)は、1892年設立の私立大学。ミシガン州に設置された「博士課程主体大学」のひとつで、学生約1万4000人を抱えている。