クイーンズ大学の研究チームがフェイクミートの多くが塩分と糖分が過多と発表

クイーンズ大学ベルファスト校の研究チームがフェイクミートの多くが塩分と糖分が過多と発表して話題になっている。

同校の研究チームは、アイルランドのスーパーマーケットで販売されている植物由来代替肉などのフェイクミートを分析したところ、分析対象となったフェイクミートの90%がNOVA食品分類における「超加工食品」に分類され、通常の牛肉や豚肉などよりも塩分と糖分の含有量が多かったという。

研究チームのメンバーの1人は、「(分析対象となったフェイクミートは)炭水化物、塩分、糖分のいずれにおいても通常の肉よりも含有量が多く、食品添加物の使用量も多いことがわかりました。フェイクミートの食感や味付けに多くの食品添加物が使用されています」

一方で、多くのフェイクミートは通常の肉よりも脂質が少ないとの結果も報告されている。

クィーンズ大学ベルファスト(The Queen’s University Belfast)は、北アイルランドのベルファストにある1810年設立の公立大学。イギリスでは九番目に古い大学で、アイルランド大統領やノーベル賞受賞者を輩出している。3学部、15スクールにおいて生物学、電子工学、航空工学、建築学などの高等教育を行っている。