米バージニア州の13歳の少年が3Dプリンターでフェイスマスクを製造

米バージニア州の13歳の少年が3Dプリンターでフェイスマスクを製造し、話題になっている。

フェイスマスクを製造したのは、バーモント州フォールズチャーチに住む中学生のチャールズ・ランドルフ君。新型コロナウィルスの感染拡大が続くアメリカでは、バージニア州を含む多くの州で学校が閉鎖されている。ランドルフ君の学校も閉鎖され、自宅待機を余儀なくされている。自宅で自習の日々を過ごす中、ランドルフ君は自宅にある3Dプリンターでフェイスマスクを製造することを思いついたという。

地元テレビ局の取材に対しランドルフ君は、「(新型コロナウィルスの感染拡大は)心疾患や喘息などの病気を抱える人には大きなリスクになると知りました。そうした人たちを、何とかして助けたいと思いました」とコメントしている。

フェイスマスクの製造法は、3Dプリンターで各種の医療具を作る方法を教えるパブリックドメインサイトで学んだという。フェイスマスクの製造に必要な時間は90分で、製造コストは1ドルだという。

フェイスマスク製造が成功したことを知らせるランドルフ君のツイートには、82,000の「いいね」が押され、13.000回リツイートされているという。