インド・グジャラート州が米国3D技術研究所、スリーディーシステムズと研究開発センター開設のMoUを締結

インド・グジャラート州が、米国3D技術研究所、スリーディーシステムズと研究開発センター開設のMoU(基本合意書)を締結した。それによると、三社は共同でグジャラート州内に七つの3Dプリンティングセンターを開設する。

スリーディーシステムズは、センターに3Dプリンター、ソフトウェア、3Dプリンター用素材を供給する。米国3D技術研究所は3Dプリンティング教育プログラムを開発・提供する。

米国3D技術研究所は、これまでにアメリカ国内で学生とプロフェショナル向けに3Dプリンティング技術の教育プログラムを提供してきている。同研究所がアメリカ国外で3Dプリンティング教育プログラムを提供するのは今回が初と見られる。

インドではアディティブ・マニュファクチャリング関連の教育プログラムへのニーズが高まっている。アディティブ・マニュファクチャリング・サービスビューローをグローバルで展開しているWiproによると、NITワランガル大学、アンナ大学といったインドの名門大学では、多くの大学院レベルの学生が、アディティブ・マニュファクチャリング関連の学位取得を目指しているという。

オンデマンドでパーツを製造するサービスビューローや、歯科医療専門のサービスビューローなどの、アディティブ・マニュファクチャリング関連のニュービジネスも多数立ち上がっている。