https://www.retailnews.asia/8-best-cities-side-world-live/singapore-9/
シンガポール政府が小中学校のSTEM教育を強化する。現在シンガポール国内の80の小学校と155の中学校で実施されている応用教育プログラム(Applied Learning Programme, ALP)を、2023年までにシンガポールのすべての小中学校で実施する。
応用教育プログラムはロボティクス、プログラミング、3Dプリンティングなどの次世代技術を中核としたSTEM教育学習用のプログラム。子供達に次世代技術をハンズオンで伝える事を目的としている(STEM教育とは、”Science, Technology, Engineering and Mathematics” すなわち科学・技術・工学・数学の教育分野を総称する語のこと。アメリカを中心に一般的に使われ始めている)。
応用教育プログラムの拡大に加え、シンガポール政府は国立科学センターの設立も予定している。センターは2020年の開設を目指し、小中学生を対象としたメーカーワークショップや各種のラボセッションなどの開催が予定されている。
シンガポールはアディティブ・マニュファクチャリング技術の獲得にもっとも注力している国の一つとして知られている。シンガポール政府は、これまでに南洋理工大学3Dプリンティングセンターの設立などに4,200万ドルの予算を投じてきている。