https://techcrunch.com/2017/08/24/universities-and-museums-join-in-effort-to-scan-all-vertebrates/
アメリカで脊椎動物の3Dスキャン画像データベース構築プロジェクトが開始される。
プロジェクトを立ち上げたのは魚類研究者アダム・サマーズ氏と、フロリダ自然歴史博物館に勤務する爬虫類学者のデービッド・ブラックバーン氏の二人。
サマーズ氏は20年に渡って魚類の骨格3Dスキャン画像を撮り続けてきた。一方、ブラックバーン氏もサマーズ氏が立ち上げた#スキャン・アールフィッシュ運動に触発され、カエル類の骨格3Dスキャン画像を撮り続けてきた。二人は3Dスキャン画像をもっと集め、本格的なデータベースを構築することを発案した。
二人の計画は「スキャン・オール」プロジェクトと名付けられ、アメリカ国際科学財団から250万ドルの助成金の獲得に成功した。
「スキャン・オール」プロジェクトは四年に渡って行われ、2万種類の脊椎動物の3Dスキャン画像を集める。画像データはデューク大学が提供するオンラインデータベースへアップロードされるという。データベースは世界中の研究者へ開放され、無料で利用出来るという。3Dスキャン画像データをダウンロードして3Dプリンターで造型する事も出来る。
「スキャン・オール」プロジェクトは今年九月から開始されるという。