http://www.scielo.br/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S0100-72032015000400149
ブラジルのクリニックが胎児の3Dモデリングを実施し、話題になっている。
リオデジャネイロのクリニカ・デ・ディアグノスティコでは超音波イメージとMRI画像を組み合わせ、母親の体内の胎児の全体を3Dモデル化している。モデリングされた3Dモデルは3Dプリンターで出力するか、バーチャルリアリティデバイスで確認する事ができるという。バーチャルリアリティデバイスでは胎児の心臓音も確認できるという。
手術前のシミュレーション用に臓器を3Dスキャンして3Dプリントする機運は世界中の医療機関で高まっているが、胎児の3Dモデリングを作成するケースは世界初と見られる。
医療用DICOMデータを3Dモデルに変換するケースも増えてきており、医療機関での3Dプリンター活用がさらに進みそうだ。