ドイツの3Dプリンターメーカーのビッグレップが、3Dプリンター用新素材4種類をリリースする、リリースされるのはPLX、 PET-CF、PA6/66、BVOH の四つ。
PLXはオーガニック素材を原料に開発されたバイオパフォーマンスフィラメントで、エコフレンドリーで高速でプリントできるのが特徴。一般的なPLAフィラメントより最大で80%高速でプリントできるという。
PET-CFはカーボンファイバー配合フィラメントで、強い強度と耐久性を持つのが特徴。仕上りのサーフェスが滑らかで、最大100℃の耐熱性を有している。特にビッグレップのスタジオG2シリーズに合わせて最適化されている。
PA6/66は優れた耐久性を持つサーモプラスチック・フィラメント。耐熱性と耐化学性に優れ、ツーリング、パターン、モールドなどの工業用パーツの製造に向いているとしている。基本的にはナイロンPA6フィラメントと機能的に似ていて、射出成型に最適としている。
BVOHは、新型の水溶性サポートフィラメント。複雑な形状の造形をサポートし、ポストプロセス処理で簡単に除去できるのが特徴。プロトタイプの製造に向いているとしている。
ビッグレップはベルリンに拠点を置く3Dプリンターメーカー。設立以来ビッグレップ・ワンなどの大型3Dプリンターを開発、主にヨーロッパとアメリカのユーザーに供給している、ビッグレップのユーザーにはボッシュ・レックスロス、ドイツ鉄道、エティハド航空、BASFなどが含まれる。