http://www.startupmackay.org/2016/09/16/e-waste-recycling-facility-to-be-opened-in-mackay-sarina-providing-employment-opportunities/
オーストラリアのパソコンリサイクルセンターが3Dプリンター用フィラメントを製造し、話題になっている。
Eウェイスト・リサイクリング・ファシリティと名付けられたリサイクルセンターはオーストラリアのサリナとマッケイの二か所に開設され、いずれも廃棄されたパソコン、プリンター、コピー機などを無料で回収している。
同施設では持ち込まれたパソコンのうち、修理可能なものは修理して再販売するが、修理不可能なものについては部品毎に分解してリサイクル可能なものと不可能なものに選別している。
パソコンやコピー機の外構プラスチック部品は分解され、加工処理されて3Dプリンター用フィラメントとして生まれ変わるという。なお、現時点で両施設で月間12トンもの廃材が持ち込まれているという。
また、同施設では求職者用教育プログラムも提供し、求職者にコンピューターや3Dプリンターの知識を与える場として機能しているという。
オーストラリアの地元メディアは、同施設をリサイクル促進の有効な場所として、また、求職者の再雇用を支援する優れた機能を果たしているとして好意的に報道している。