アメリカ現地時間の先週木曜日、アディティブ・デジタルワールド・バーチャル展示会が開催された。スリーディーシステムズ、フォームラブズ、プロッドウェイズ、ポストプロセス・テクノロジーズ、ダイ・マンションなどのスポンサーにより開催されたもので、アディティブ・マニュファクチャリング業界の最新の情報が共有された。
オープニングセッションでは、アディティブ・マニュファクチャリングコンサルティングファームのウォーラーズ・アソシエイツのテリー・ウォーラー社長が、アディティブ・マニュファクチャリングにおけるデザインの重要性について講義した。続くセッションでは、プロッドウェイズのアルバン・ドハルインCEO、AREVOのテュアン・トランファムCROが、アディティブ・マニュファクチャリングにおけるサプライチェーンについてそれぞれ講義した。
午後のセッションでは、ヴァージン・オービットのケヴィン・ザゴルスキ・マネジャー、フォームラブズのダニエル・ラクト氏、フォードのハロルド・シアーズ氏などが、アディティブ・マニュファクチャリングのマス・カスタマイゼーションの可能性についてそれぞれ講義した。
新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、Formnextなどのアディティブ・マニュファクチャリング関連展示会がオンラインでの開催を余儀なくされているが、アディティブ・デジタルワールドもオンラインによる開催となった。