ドイツのハイエンドメタル3Dプリンターメーカーで米ナスダック上場のExOneが、ソーシャルメディアで#MakeMetalGreenキャンペーンを開始した。同社のメタル・バインダージェット3Dプリンターのサステナビリティをアピールし、アディティブ・マニュファクチャリング技術の優位性を啓蒙するのが目的と見られる。
バインダージェット3Dプリンティングは、液体のバインダーを素材パウダーに噴射して硬化させ、積層造形する造形技術。ExOneによると、同社のメタル・バインダージェット3Dプリンターは、20種類のメタル、セラミクス、複合素材などを素材として活用できるとしている。
ExOneのジョン・ハートナーCEOは、「今こそ製造業に携わる人は、メタルパーツの製造について再考すべきです。メタル・バインダージェット3Dプリンターが、モノづくりのサステナビリティをいかに向上させるかを理解すべきです。サステナビリティを実現するために重要なことの一つは、サプライチェーンを縮小することです。我々のテクノロジーは複数のパーツを一つにし、余分な製造工程を削減します。最終組み立てのフェーズでも、余分なパーツを輸送することもなく、資源の無駄遣いを防ぎます」とコメントしている。
#MakeMetalGreenキャンペーンは、Twitter、Facebookなどで展開されている。